よいことたくさんの魚焼きグリル、美味しく使うポイントは？

ガスコンロの魚焼きグリルって普段よく使いますか？
ただ魚を焼くだけではありませんよ。
使い方次第で、体に良くて、しかも美味しく調理ができる魚焼きグリルについて、今回は説明します。

魚焼きグリルの種類と調理方法

ガスコンロの魚焼きグリルの種類には大きく分けると3つあります。
昔からのガスコンロにあるというのが、水あり片面焼きグリルです。
グリルの底に水を入れて片面のみを焼くタイプです。

続いて、水なしの片面焼きグリルです。
グリルの底に水を入れずに片面のみを焼くものです。

そして、水なしで両面焼くタイプの魚焼きグリルというのも最近では増えています。

水ありと水なしでは「水なし」タイプといったものが高機能であり、このタイプは水ありタイプに比べると価格も高めとなっています。
水ありタイプというのは、グリルの底に水を入れる必要かありますが、水なしではグリルの底に水を入れる必要がありません。
水を入れなくても良いというのは「水を入れて捨てる」といった作業がなくなります。

また、片面を焼くグリルでは上部からしか点火しないので、ひっくり返して焼くといったことが必要になります。
反対に両面グリルでは、火が上と下の両面から出るためひっくり返すといった作業が必要ありません。

魚を頻繁に焼くといった人には、高機能な水なし両面焼きタイプがあればとても便利ですが、水ありの片面タイプでも魚を上手に焼くことはできます。
料理の作業を楽にしたい人には、両面焼きの水なしグリルが使い勝手が良いですが、片面グリルだからといって美味しく作れないというわけではありません。

魚焼きグリルを使うメリットとは？

魚焼きグリルといっても、魚だけしか焼けないわけではありません。
フライパンで調理するようにグリルでお肉を焼くといった使い方もでき、そういった場合のメリットには余分な脂が落とせるといった利点があります。
グリルの網には隙間が空いているので、焼いてでた脂は隙間から下へと落ちていきます。
こういった形状を利用することで効率よく脂を落とすことができます。

また、魚や肉だけでなく、野菜といったものを焼くと栄養や旨味を逃がさずに調理できます。
焼くだけのシンプルなレシピでもとてもおいしく作ることができ、空豆などを鞘ごと焼くなどすれば、茹でたときよりも甘味が増し、おいしさを何倍にも引き出すことができます。

こうしたシンプルな調理でも、素材そのままのおいしさを逃すことなく最大に活かすメリットがあります。
魚焼きグリルは高温で加熱できるため、焦げ目を手早く付けるといった作業も短時間でやることができます。
他にも、食パンの調理にも向いており、魚焼きグリルを予熱すれば、高温でさっと焼けるので水分が抜けず、美味しくできあがります。
魚や肉、野菜などに多様な使い方ができることはもちろん、短時間で美味しさを逃さず仕上げるといったメリットがあります。

魚焼きグリルを賢く使うポイント

魚焼きグリルを賢く使うポイントは、魚焼きだけにこだわらず、いろんなものの調理に使うことです。
「魚は食べないからグリルは使わない」といった人も多く、煙が出て臭いが嫌だという人も多くいます。
ですが、上手に使いこなせば、煙などが出るといったことはほとんどなく利用ができます。
そんな魚を焼かないといった人にもぜひ利用してほしいのが多用な調理法です。

たとえば、揚げることを前提とした「とりのから揚げ」といった調理に魚焼きグリルを利用すれば、カロリーを減らしたから揚げを作ることができます。
から揚げの温めに利用するのもよく、電子レンジで温めるよりもカリッとして美味しく温められます。
独特な食感を作る調理にも向いており、手羽先などの皮目をパリパリに焼くこともできます。

グリルの網では調理できないものも、網を取り、グリルにアルミホイルを敷いて使用するやり方もあります。
長い調理時間が必要なものでは、時間が掛かるため表面が焦げるといったことがあります。
そういった場合には、アルミホイルを上にかけ、上手に加熱することがポイントです。

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まとめ

最近、魚焼きグリルを使ってない人も久しぶりに使ってみてはいかがでしょうか？
このように健康的でさまざまな調理法のアレンジもできます。
リンゴなどのフルーツを切って焼けば「焼きリンゴ」といったデザートやお菓子も作ることもできますよ。
細かい温度調整が効かないといったことを除けば、オーブンと同じように使うことができ、それ以上に美味しく便利な使い方ができるといえますね。