ストレスを解消する食べ物-幸せホルモン減ってませんか?
毎日の生活の中、うまくいかないこと、イライラすることも多いですよね。
現代社会はストレスの塊・・・。
ストレスを感じたとき、あなたは何を食べていますか?
スイーツ?お酒?
ちょっと待って!!
スイーツや脂っこいものを食べることは、とても幸せで楽しいこと。
それは食べているときにドーパミンという快楽物質が脳内に分泌されるからなのです。
しかし、好きなものばかり食べてしまうと、本当の意味でストレスを解消する食べ物を摂ることができません。
正しい知識で、ストレスに対抗できる食べ物を選んでいけるようになりましょう。
この記事の目次
ストレスへの対抗の決め手はセロトニン
ところで、ストレスに対抗できる食べ物って何でしょう?
ストレスが溜まって脳内が緊張すると、別名、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌が鈍くなります。
つまり、セロトニンの分泌を促す食べ物を摂ればいいということですよね。
セロトニンを分泌させる食べ物
次に挙げるのが、そのセロトニンを分泌させる食べ物です。
(もっとも、厳密にはセロトニンを含む食べ物というのは存在しません。
体内でセロトニンを分泌させる食べ物という意味だと付け加えさせてくださいね。)
大豆製品をはじめとした豆製品・・・納豆や豆腐など
牛乳、チーズといった乳製品
マグロや牛レバー・・・ビタミンB6が豊富に含まれています
バナナ・・・同様にビタミンB6を豊富に含みます
海藻類、ごま、アーモンド・・・マグネシウムが含まれています
食べる量としては、例えばアーモンドやチーズなら一日200g。
お肉ならば種類にもよりますが、200~300g。
別に1つの食品で摂る必要はありませんので、それぞれを100~150gくらいずつ一日のうちに摂ればいいわけです。
セロトニンは腸からも分泌される
さて、今までお話ししてきたセロトニンですが、実はその大半が腸から分泌されています。
といっても、腸で分泌されたものは脳まで届くわけではなく、脳のセロトニンはまた別に脳で分泌されるのですが・・・。
でも、腸で分泌されるセロトニンはとっても大切。
お通じの調子は、腸内のセロトニン分泌量と深く関わっているからなのです。
ストレスでお通じの調子が悪くなる方、多いですよね。
これもまた、ストレスの悪循環の一つ。
先ほど挙げたセロトニン分泌を促す食品のほか、乳酸菌やオリゴ糖などで腸の調子を整えることも大切なこと。
そこでオススメしたいのが、加熱したバナナ。
バナナは、加熱すると中に含まれるオリゴ糖が増える性質を持ちます。
しかも、セロトニンを分泌させる成分も・・・プレーンタイプのヨーグルトに加熱したバナナを加えて食べたり、牛乳と一緒にミキサーにかけて飲んだり・・・。
美味しくて、ストレス解消になるスイーツです。
ビタミンCはストレス解消の強い味方
今までは、かなりヘビーなストレスがかかったときの対処法でした。
しかし、それほどではなくても、仕事や人間関係でプレッシャーを感じるときってありますよね?
そんなときはビタミンCを。
というのも、ビタミンCはストレスを感じたときに真っ先に消費されてしまう栄養素。
しかも、カルシウムなどのように体に貯蓄しておくことができない性質があります。
(一定量以上摂ったビタミンCは、体外に排出される仕組みです。)
ですから、ビタミンCは毎日摂りたい栄養素でもあるんです。
イチゴなら、中くらいの粒3粒で一日分なのですが、ストレスを感じたら、少し多めに食べた方が良いでしょう。
(一日の摂取量は100mgが理想。イチゴ一粒で35mg程度です。)
一日1000mg以上、摂り続けると病気になってしまいますが、サプリメントを大量に飲まない限りは、まず心配ない数値でしょうね。
ただし、一度にたくさん食べても、すぐに体の外に出てしまいます。
一日に数回に分けて取るのがコツですよ。
ビタミンCが含まれている食材としては、他にはレモンやキウイがあります。
ストレスを感じたら、デザートに果物を食べてください。
ハーブを味方につけて
ハーブを上手に使って、ストレスが小さなうちにコントロールするというのも、良い方法です。
ミントやカモミールにはリラックス効果が!
ベランダで育てたハーブでハーブティーにして、果物をつまむ・・・。
そんな何気ない習慣が、ストレスを小さなうちに解消していきます。
最後に
いかがでしたか?
正しい知識で心身に必要な栄養を摂り、健康な毎日を送ってくださいね。
大豆製品や乳製品、果物はそのまま食べることもできますが、魚と一緒に調理して食べると、カラダにもっと良いですよ!
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