慢性鼻炎は治るの?改善に効果的な食べ物と鼻水を誘発する食べ物
体調不良や花粉の時期にも関係なく年間を通して鼻の調子が悪い慢性鼻炎。
その割合は多く、日本人4人に1人が慢性鼻炎の疑いがあるそうです。
鼻が詰まっていたり鼻水が出たりするとよく眠れず、寝不足になったり自然と口呼吸になり、口腔内の雑菌が増え他の病気やトラブルに繋がります。
そんな慢性鼻炎の症状が普段の食事で緩和されたらとても嬉しいですよね。
今回は慢性鼻炎に効果的な食べ物とそうでないものをまとめました。
薬に頼りきらずに体の中から改善をしていきましょう。
この記事の目次
慢性鼻炎とは?
慢性鼻炎とは鼻の粘膜が常に赤みを帯びて腫れていて、空気の通りが悪く主に鼻づまりを起こしたり、鼻汁が多くなったりする症状のことです。
原因としては鼻中隔と言われる骨が生まれつき曲がっていたり、鼻甲介と言われる突起が変形していたりすることが関係すると言われています。
刺激が強いガスや埃が舞うような場所での仕事をする人に多く見られます。
鼻中隔や鼻甲介は個人で全く違い、それらに外部からの様々な負荷やそれに対しての体の反応の違いによって、慢性鼻炎を発症するかしないかが分れると言われています。
つまり、仮に同じ鼻中隔の形をしている人が2人いたとしても、個人の体内の反応や生活環境で発症するか否かということです。
主な治療法は外的要因を遠ざけること、鼻中隔の形状手術、薬物療法があります。
慢性鼻炎の解消に効果的な食べ物
慢性鼻炎には乳酸菌が効果的と言われているのは近年有名です。
腸内環境を整えて外的要因から守る免疫力を高めるためです。
そのため、ヨーグルトや乳酸菌飲料、ぬか漬け、発酵食品の納豆や干物、調味料ならお酢や味噌などが挙げられます。
また、炎症物質を抑える効果のあるショウガや緑茶、活性酸素や炎症を抑える働きのあるシソも効果的です。
そして、白米を玄米に変えてアミノ酸を多く摂取したり、緑黄色野菜や海草類を積極的にとることで体内の有害物質を取り除く効果が高まります。
日本人になじみのある食べ物ばかりですので、しっかり摂取したいですね。
慢性鼻炎の症状を悪化させる食べ物
避けてほしい食べ物もいくつかあります。
まずはアルコールです。
アルコールを大量にとると分解の際に出るアセトアルデヒドが刺激となり、くしゃみや鼻づまり、鼻水を誘発します。
肝臓や腸、腎臓などに負担をかけるものは避けた方がいいでしょう。
たくさんの動物性油を使った脂っこい食べ物や加工品、塩分の多い食べ物も腸や腎臓に負担をかけるので避けましょう。
また、亜硝酸ナトリウムと言われる塩も症状を悪化させるものの一つです。
これらは発色剤としてハムやソーセージ、ファストフードの中に含まれています。
食品を購入するときは必ず成分表を見て買うことをお勧めします。
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最後に
慢性鼻炎は点鼻薬など薬に頼りきっていると薬剤に慣れてしまい、だんだんと強い薬に切り替わってしまう恐れがあります。
そして、睡眠障害や虫歯、口臭など他のトラブルの原因ともなりえます。
もちろん医師に相談して鼻の形状やアレルギー検査を受けることも大切ですが、自分でできることもたくさんあります。
普段の食事を見直して症状を和らげたいですね。
やはり和食はバランスの取れた万能な料理です。
効果的な食べ物を和食中心の献立を考えてみてはいかがですか。
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