キス釣りのちょい投げ 仕掛けや投げ方を簡単にマスター!
キスを釣るときの方法は、投げ釣りです。
まず、必要な準備として、ここでは投げ竿、もしくは長さ2mほどの万能竿、スピニングリール、道糸、投げ釣り用の重り、キス釣り用の仕掛けを使う方法を説明します。
この記事の目次
キス釣りの仕掛け
キス釣りの仕掛けは、重りを利用して遠くに投げ、手前にキスの群れと遭遇するまで引いていき、アタリがあれば、合わせを行ってキスに針を食わせます。
「キス釣りは足で釣る」との言葉があるように、キスの群れは海岸線に沿って分散して移動しています。
そのため、仕掛けを投げて群れに当たれば、同じ位置で釣りを続け、アタリがなくなったら群れが移動したか、ある程度釣ってしまった結果、数が少なくなったかと判断して次のポイントに移動します。
竿別のテクニック
4mくらいの投げ竿を使用する場合は、大きめのスピニングリール、太めの道糸、号数の高い重りを使用して遠くに投げ、一か所にとどまる時間を長くして広範囲のポイントでキスの群れを探します。
ただ、遠くまで投げるため、力と技術が必要です。
また、投げる距離と方向の調整が若干難しくなります。
長さ2mほどの万能竿を使用する際は、小型のスピニングリール、細めの道糸、号数の低い重りを使用して近くに投げ、一か所にとどまる時間を短くし、ポイントを移動しながら釣りをします。
投げる距離と方向の調整は比較的易しくなります。
仕掛けの投げ方
基本的な投げ方は、
- リールを巻いて竿の先端から数センチのところに重りと道糸の接続部がくるようにする(投げる方向と距離を制御するため)。
- スピニングリールのガイドを上げておく。
- 竿を頭の中心の上で持ち、後ろ斜め45度に倒す(このとき道糸に指をかけておく)。
- 振りかぶった勢いで仕掛けを飛ばす。
このとき糸から指を放すタイミングは、竿の先端が頭上を越えて前方に移動した瞬間です。 - 投げるのに成功すれば、仕掛けは放物線を描いて飛んでいきます。
仕掛けを投げた後の釣り方
竿を投げた仕掛けの先に向けてから、糸に指をかけたまま体をねじって竿を体の横に回し、仕掛けを移動させます(キスが仕掛けに食いついた瞬間に針を食い込ませるためです)。
リールを巻きながら、竿を投げた仕掛けの向きに戻します。
この動作をキスが仕掛けに掛かるまで繰り返します。
キスが釣れると竿が震える、道糸に振動が伝わるなどで分かりますが、すぐにリールを巻いて仕掛けを上げず、先ほどの動作を繰り返します。
また、キスは群れで行動するので、一度に数匹釣るために、キス釣り用の仕掛けは数本針付いています。
再度投げる時には、できるだけ同じ位置に仕掛けを落として下さい。
キス釣りの時間帯
キス釣りをするときに最適な時間帯は早朝から朝9時ごろまでで、天候は晴れていることが望ましいです。
キスはエサを視覚で探しているため、天候が悪化するとエサを探しにくくなり、結果、釣りにくくなります。
また、朝10時を過ぎると、海水の水温がするため、適した温度を求めて沖合に移動します。
そのため、昼以降は海岸線から、より遠くに投げます。
キス釣りの餌
餌はゴカイや青虫を使います。
餌によって一長一短があり、キスの食いつきは良いが、他の魚(草フグなど)が掛かりやすい餌、他の魚もキスの食いも悪い餌があります。
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まとめ
以上がキスの釣り方です。
キスは一年中釣れる魚なので、初心者でも手軽に始められると思います。
食べても美味しい、馴染みのある魚。
ぜひ釣って食べて楽しみましょう!
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