妊活男性に効果的な食事~旦那さんもストレスなく協力できる不妊対策
今や妊活という言葉は辞書に掲載されるほど、メジャーな言葉になりました。
妊娠するために様々な知識を身に付け、自分自身の体を知り、妊娠出産に向けた人生設計を夫婦で考えることなどを指します。
テレビやネットなどで妊活という文字を見かける日も少なくありません。
ですが、妊活=女性が行うもの、というイメージはありませんか?
実は決してそうではありません。
男性にとっても看過することはできない、妊娠の現実と妊活中の男性に良い食事についてご紹介していきましょう。
この記事の目次
男性による不妊の原因
男女が夫婦生活をもって受精、着床という流れを経て妊娠が成立します。
ところが、何らかの問題があり、なかなか妊娠をすることができない状況を不妊と言い、だいたい夫婦生活をもって1年(前は2年でしたが1年に短縮されました)経っても妊娠をしなければ不妊であるとなるのです。
このとき、女性に原因があると思われていましたが、近年の医学の発達により、男性側にも原因があるというケースが明らかになってきました。
女性側に原因があるというのが4割、男性側に原因があるというのが2.5割、そして男女ともに原因があるというのが2.5割、そして原因不明が1割とのことです。
つまり、男性側に原因がある場合が5割、ほぼ半分にも及ぶのです。
それを知らない男性が多いがために一緒に検査に出向いてくれないという現実があります。
妊活男性に良い食べ物
もし妊活に積極的な男性がいらっしゃるのであれば、またこれから妊活のために何かできることはないか考えている男性がいらっしゃれば、ぜひ気軽に取り入れられる「食事」を変えてみませんか?
男性にとっても妊活に良い食べ物というものがあります。
まずは食事から、あなた自身の意識を変えてみましょう。
牡蠣、牛肉、ホタテ、納豆
亜鉛は男性の妊活に非常に効果的な栄養素であると言われています。
実は、亜鉛は「性のミネラル」と呼ばれているぐらい、生殖器にとって良い働きをしてくれるのです。
具体的には生殖器の機能向上(精子を作り出す精巣の動きを活発化させる)、精子の運動性を活性化させる(受精しやすくなる)というものがあります。
レバー、アサリ、ひじき
上記の食材に含まれているのは、鉄です。
鉄も精子の形成に有効な栄養素であると言われていますので、なるべく日々の食事で摂取を目指したいですね。
イワシ、アジ、サンマ
魚に多く含まれているセレンは、妊活中の男性にとって、とても重要な栄養素となっています。
セレンが増えることで精子の数が増え、精子の運動率も上がるということで、まさに絶対摂取したい栄養素と言えるでしょう。
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ごま、鶏肉、ナッツ類
アルギニンという物質は、栄養ドリンクに含まれていることが多いので、名称をご存知の方もいらっしゃると思います。
ですが、実は栄養ドリンクで摂ることは難しいとされています。
なるべく食材から取り入れていくことがオススメ。
妊活に効果的な食べ方のポイント
さらに食べ方のポイントとしては、
- 主食、主菜、副菜のバランスは「3:2:1」が黄金比!
- 油を使ったお料理は一品だけに限定する
- 同じ材料、同じ調理法は避ける
ということを心がけてみてください。
一番目の主食は白米、うどん、パスタ、パンなどとなり、主菜はタンパク質を用いたおかず、副菜は野菜を用いたおかずです。
特に、男性の場合は晩ごはんなどが不規則な時間帯になる方も多いと思います。
そのため、最低限以上のことを意識した食生活を心がけてみましょう。
バランスのとれた食事は妊活に良いだけでなく、体も健康になるので、まさに一石二鳥!
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最後に
男性にとっても妊活は時にストレスになるものかもしれません。
けれども、日々の食事でなら嫌悪感なく続けられると思います。
奥様の協力が必要不可欠ですが、ぜひ二人三脚でゴールを目指してみてください。
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