30代女性でも体力をつける方法 家でもできる食事法で元気が自慢に!
「あの人はいつも元気だなあ。」
「同じくらい動いているのに、あまり疲れていないみたい・・・。」
そういう人のことを一般に『体力のある人』って言いますよね?
やっぱり体力があれば、毎日をアクティブに過ごせて楽しそう!
でも、体力って若いうちにいっぱい運動しないと付かないんじゃないの?
そう思う人も多いかもしれません。
確かにそういう面もありますが、若いときにスポーツマンだった人が大人になって生活習慣病に苦しむなんて例もたくさんあるのは事実。
大切なのは、大人になって(もちろん、子供のうちでも)「毎日何を食べているか」なんです。
ここでは、家でもできる体力の付け方として、体力が付く食べ物について、考えてみようと思います。
この記事の目次
体力をつける特定の食べ物はない
とは言え、「これを毎日食べれば、体力が付きます!」なんていう都合の良い食べ物はありません。
というのも、食物に含まれる栄養素は、互いに影響しあって活動しているからなんです。
大切なのは、必要な栄養素を毎日バランスよく食べること。
では、必要な栄養素って何でしょう?
まずは、5大栄養素です。
小学校高学年くらいの家庭科で習った、5大栄養素を覚えていますか?
おさらいしてみましょう。
- 炭水化物
- 脂質
- タンパク質
- ビタミン
- ミネラル
これらはそれぞれに、
- 体を動かすエネルギーを作る栄養素(炭水化物、脂質、タンパク質)
- 体を作る元になる栄養素(タンパク質、ミネラル)
- 体の調子を整える栄養素(ビタミン、ミネラル)
と役割が決まっています。
「あれ?」って思いました??
役割がかぶっているのがほとんどですよね。
タンパク質はエネルギーにも体を作る元にもなる。ミネラルは・・・。
このことが、栄養が互いに影響しあっているという意味なのです。
例えば、タンパク質だけをとっても、ビタミンやミネラルがなければ、エネルギーにもならないし、体を作る元にもなれません。
バランスの良い食生活がどれだけ大切か、これだけでも分かりますよね。
各栄養素が含まれる食品
いくらバランスが大事と分かっていても、どんな食品にどんな栄養素が含まれているかの知識がなければ、意味がありません。
ここで、ざっと説明しましょう。
- 炭水化物・・・ごはん、ジャガイモ、サツマイモ、パンやうどんなどの穀物からできた食品
- タンパク質・・・肉類、魚類、大豆と大豆製品、卵
- 脂質・・・バター、肉の脂身、油
- ビタミン・・・果物、野菜
- ミネラル・・・牛乳、煮干し、海藻、ノリ、ごま
毎日、何をどれくらい食べているか振り返る
あなたは昨日、何をどれくらい食べましたか?
それはどの栄養素が含まれた食品でしたか?
一時期、レコーディングダイエットというものが流行りましたが、あれはその日食べたものを振り替えることで食生活のバランスに気付くという効果もあったようです。
一週間で良いので、毎日の食生活を振り返ってみましょう。
意外と偏っていたり、この栄養素のどれにも属さないもの(インスタント食品やお菓子など・・・お菓子の脂質は栄養素とは言い難い面があります)を結構食べていたりしていたことに気付きますよ。
特に気を付けたい栄養素・脂質
ほとんどの栄養素は普段の生活の中で、ちょっと気を付ければ、適量摂れるものばかりです。
しかし、気を付けたいのが脂質の摂り過ぎ!
人間の舌は、脂分を感じると特に美味しいと感じる性質があります。
そのため、つい脂質を取りすぎてしまう危険性も。
成人女性なら、一日の脂質の理想量は55g。
これって、ちょっとスイーツを食べるとすぐにクリアできてしまう数値。
かといって、スイーツを一生食べないなんて味気ない人生も嫌ですよね。
スイーツを食べた日は、食事は野菜を多めのあっさりしたものにするなどして、コントロールしてください。
また、バターは良質の脂質ですが、マーガリンは飽和脂肪酸と言って、体をさび付かせるタイプの脂質。
合成されたサラダ油も同様ですが、エクストラバージンのオリーブオイルはむしろ代謝を上げて体を元気に・・・つまり体力を付ける働きがあります(オリーブオイルほどではありませんが、他の植物性100%の油も質の良い脂質です)。
普段使う油には、特に注意が必要だと気を付けておきましょう。
特に体力を付けるのに効果的な食事
先ほど、これ1つで体力が付く食品はないと言いました。
しかし、「特に体力が付く食材」があるのは事実なのです。
もちろん、他の栄養素をバランスよくとっての上ですが。
<イワシ>
イワシに含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)という成分には、骨や筋肉はおろか内臓までをも強くする効能があります。
<ウナギ>
ウナギにはビタミンAが豊富に含まれている上に、体への吸収率が非常に良いのが特徴です。
ウナギを食べると夏バテしないというのは、俗信ではないのですね。
<豚肉>
疲労回復効果のあるビタミンB1を豊富に含むため、体に疲れをため込みません。
疲れがたまらない体は活動的ですから、当然体力も上がりますよね。
もちろん、どの食材も野菜を中心とした他の食材と一緒に摂ることが必須なのは、今まで繰り返してきた通りです。
最後に
こうして考えると、毎日三食をバランスよく食べる事の大切さがとても分かりますよね。
同じ口に入れる食べ物でも、栄養になり、体力が付くものと、それとは逆なものがあります。
悪化させる食べ物の一例として、便利なインスタントやスイーツなどですが、美味しい上に食べやすいから厄介なのです・・・。
でも、インスタント食品を食べるときは果物や野菜、乳製品も一緒に摂るなどして、バランスの良い食生活をしてみてください。
そして、やっぱり魚が栄養豊富な万能食材であることも分かったと思います。
ぜひ、色んな魚料理にもチャレンジしてください!
体が軽くなって自然と動きたくなって、体力が付いてくる。
そんな好循環を人生に作っていってくださいね。
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