コットンパールで特別感を!あなただけのネックレス&ピアスの作り方
コットンパールは、ここ数年アクセサリーショップや、ネットの通販サイトで頻繁に目にするようになりました。
柔らかい輝きと、豊富なデザインにより大人気になっています。
最近の素材のように思われるかもしれませんが、昭和の始め頃に日本で製造され、一度は廃盤となった歴史があります。
後にじわじわとヴィンテージものから人気に火がつき、新たに製造されるようになりました。
今では手芸店やネット通販サイトで、サイズや色、形のバリエーションも増え、ますます楽しめるようになりました。
この記事の目次
コットンパールとは?本物の真珠との違い
画像:http://www.kiwaseisakujo.jp/shop/
コットンパールは、綿を素材にパール加工が施された模造真珠の事を指します。
綿を圧縮して綿球体にパール加工し、ひとつひとつが手作りされており、形や大きさが微妙に違い、その味わいが柔らかな輝きと共に温かみを感じさせます。
本物の真珠の滑らかな輝きとは違い、コットンの優しさや軽やかな輝きがあります。
実際につけてみると、その重さがとても軽いので、ネックレスにしても首の負担も本物より少なく、特にロングの2連3連にしてゴージャスな楽しみ方も素敵ですね。
軽い素材の特性から、ボリューム感のある髪飾りにしても気になりません。
一般に出回っている、アクセサリーのネックレス、チョーカー、ピアス、イヤリング、ブレスレット、リング、ブローチ、アンクレット、ヘアーバンド、コーム、ヘアピン、バッグのチャームなどなど、多種のものを作ることができます。
とても軽いので、パーティーなどネイルのアクセントとしても華やかですよ。
趣のある上品さが、女子力アップに効果的です。
手づくりコットンパールに必要な材料と道具
<ネックレス>
コットンパール
テグスもしくはワイヤー
丸カン
つぶし玉(カシメ玉)
ボールチップ
引き輪もしくはカニカン
板ダルマもしくはアジャスター
<ピアス>
ピアス金具
丸カン
9ピン
Tピン
<基本の道具>
ニッパー
丸ヤットコ
平ヤットコ
指カン
<参考>
ネックレスの種類(長さの目安)
チョーカー:35cm
鎖骨ライン:42cm
鎖骨下:50cm
胸元:70cm
みぞおち:80cm
ブレスレット:16cm
アンクレット:19cm
ハンドメイドコットンパールの作り方
ネックレス
画像:http://www.beadsfactory.co.jp
鎖骨下:50cm
コットンパール(8mm)の必要数:60個
※求め方(全長500mm-金具の長さ20mm)÷ 玉の大きさ8mm = 60個
※あらかじめコットンパールの穴は詰まっていないか確認しておく。
丸カン:2個
つぶし玉:2個
ボールチップ:2個
カニカン:1個
アジャスター:1個
ナイロンコードワイヤー:0.36mm、50cm
https://www.youtube.com/watch?v=fWkzL34bxP0
【貴和レシピ】ボールチップの使い方(ナイロンコートワイヤーの場合)
- ナイロンコードワイヤー(以下ワイヤー)の端をボールチップ、つぶし玉の順に通し、平ヤットコでつぶし玉の端を1mm残してつぶし、ボールチップを閉じる。
- コットンパールをワイヤーに通す。
- ボールチップつぶし玉の順に通して平ヤットコで閉じる。
- ボールチップの両端にカニカンとアジャスターを付けて出来上がり。
ピアス
画像:Amazon.co.jp/Clematis-Jewel(クレマティスジュエル)8mm コットンパールピアス
コットンパール(8mm): 2個
釣針ピアス:1対
Tピン:2本
丸カン:2個
- コットンパールにTピンを通して軸に対して直角に曲げてTピンを7〜8mm残してニッパーで切る。
- 丸ヤットコで丸める。
- パーツを2個作り、丸カンを、指カンをはめた利き手の反対の親指に挟んで平ヤットコでつかんだ丸カンを溝にはめて開いて、釣針ピアスとつなぐ。
<参考>
こちらのお店では様々な種類のコットンパールを扱っているみたいなので、参考になると思いますよ。
「ネイチャーガイダンス(グリーン店)」
☆こちらも併せて読まれています。
▶真珠ネックレスの選び方ー冠婚葬祭でのマナーや使い方のポイント
最後に
コットンパールは、手軽に上品で華やかにオシャレを楽しめ、カジュアルにもフォーマルにも合わせられるアクセサリーです。
ビーズや天然石、キャストパーツやリボンなど組み合わせのアレンジもできます。
素材選びと丁寧な作業と工夫でもっと楽しむことができるので、色違いや重ね付けも思いのままですね。