女性ホルモンを増やす3種類の食べ物-オトナ女子はみんな食べてる!?
女性のキレイの味方、女性ホルモン。
不足すると、肌荒れ、老化、イライラ他、たくさんのトラブルを引き起こしてしまいます。
そんな女性に大切な女性ホルモンを増やして、キレイを後押しする食べ物をピックアップしてご紹介します。
この記事の目次
女性ホルモンの代わりをしてくれる食べ物
「大豆イソフラボン」という言葉を聞いたことがあるかと思います。
大豆イソフラボンの構造は、女性ホルモンの構造と似ていて、そのため、不足した女性ホルモンを補う働きをしてくれます。
大豆イソフラボンが多く含まれている食べ物の代表は大豆製品です。
ただし、大豆イソフラボンは摂り過ぎもよくありません。
理想は一日40~50ng、多くても70~75ngにとどめましょう。
大豆製品と大豆イソフラボンの含有量
- 大豆 煮たもの30g:11mg
- 豆腐1丁300g:80mg
- 豆乳200ml:41mg
- 納豆1パック45g:36mg
- 味噌汁1杯:8mg
- きな粉大さじ2杯:19mg
大豆イソフラボンは水に溶け出してしまうので、茹でて煮汁を捨てる調理法はオススメしません。
また、体外に排出されてしまう栄養素なので、毎日摂ることを心がけてください。
女性ホルモンを作り出す組織に働く食べ物
女性ホルモンには2種類(エストロゲン・プロゲステロン)があります。
これらは、卵巣や副腎皮質などの決まったところから、分泌されるようになっています。
つまり、卵巣や副腎皮質が健康になれば、分泌も増えるというわけです。
それでは、どのような食べ物が良いのでしょうか?
まず、卵巣などの臓器の細胞膜を健康にする成分が「ビタミンE」。
細胞膜の酸化を防いで、安定させる効果があります。
このビタミンEを多く含む食材は、アーモンドなどのナッツ類、植物油、イクラ、イワシの油漬、タラコ、ウナギ、大根の葉、カボチャなどです。
ビタミンEは油と一緒に摂ることで、吸収を高めることができます。
次に、副腎皮質の機能を活性化させる成分が「パントテン酸」。
このパントテン酸にはストレスを和らげる効果もあるので、ホルモン不足のイライラにも効果的です。
パントテン酸を多く含む食材は、レバー、納豆、卵、タラコ、鶏ささみ、イクラなどです。
ビタミンEを含む食材と共通したものもありますね!
パントテン酸は熱に弱いので、なるべく生のまま食べましょう。
女性ホルモンに関わらず、ホルモンを構成するのに必要な食べ物
ホルモンの材料に欠かせないものが脂質です。
ダイエットをすると、脂質の摂取が不足してしまうことがあります。
同じ脂質でも摂るなら、お魚由来のEPA・DHAはいかがでしょう。
オメガ3脂肪酸という種類の良質な油なので、体に良いとされています。
これらを食品から摂るのであれば、お刺身が効果的です。
オメガ3脂肪酸は熱に弱いので、生のまま、いただくことが肝心です。
ただ、無理してたくさんのお刺身を食べるわけにはいかないと思います。
EPAやDHAの場合、サプリメントなどで補うこともできますが、食事を楽しむと意味でも、できる限りはお刺身を食べてほしいですね。
最後に
女性ホルモンを増やすには、まずは健康な生活習慣が欠かせません。
その上で、女性ホルモンに似た食べ物、分泌を促す食べ物、ホルモン自体を構成する食べ物を積極的に取り入れてキレイを補いましょう!
それから、魚は万能食材ということが、分かっていただけたかなと思いますので、ぜひ摂り入れてくださいね。
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