顔のむくみ3つの原因と解消法-アレを食べてますか?飲酒対策にも!
「朝起きると顔がパンパン・・・」
「このままで仕事に行きたくない!」
こんなことってありませんか?
その原因は「むくみ」。
では、どうして顔がむくんでしまうのでしょう。
そして、どうしたらむくみを解消できるのでしょう。
今回は顔のむくみを食べ物で撃退する方法を紹介します。
この記事の目次
顔のむくみの原因
まず、顔がむくむ原因を知りましょう。
むくみとは、細胞間の水分と血液との浸透圧の均衡が崩れて、細胞の周りに水分が過剰に溜まって腫れる状態を指します。
浸透圧が下がる他、血圧が上がる、血管透過性が高まることによっても起こります。
そうなってしまう原因には、主に次の3つがあります。
- カリウム不足
- 飲酒
- タンパク質不足
それぞれの対策になる食べ物・食べ方があります。
原因別!むくみを解消する食べ物
カリウム不足による原因
カリウムは先に述べた、細胞間の水分と血液とのバランスを保ってくれる栄養素です。
塩分を摂り過ぎたり、カリウム自体の摂取量が減ったりすると、カリウム不足が起きてしまいます。
カリウムは余分な塩分(ナトリウム)を体の外に出してくれるので、血圧を下げてくれます。
カリウムを摂取することが、むくみの解消に一番役立ちます。
それでは、カリウムが多く、効率的に摂取できる食べ物・食べ方を紹介します。
<カリウムを多く含む食べ物>
- バナナ
- ほうれん草
- 納豆などの大豆製品
- アボカド
- コンブ・ワカメ・ヒジキなどの海藻類
- 新鮮な野菜や果物
<カリウムの効率的な食べ方>
カリウムは熱に弱く、水に溶けやすいです。
例えば、ほうれん草なら、茹でて茹で汁を捨ててしまうと、せっかくのカリウムが台無しです。
カリウムを含む食材は、極力生で食べてください。
加熱が必要なら、茹でるよりレンジやオーブン調理をするなどの工夫をしましょう!
飲酒による原因
お酒を飲むと、血管透過性が高まります。
また、尿排出を促進することや、血中のアルコールを薄めようとすることがきっかけで、のどが渇くため、つい水分を取りすぎてしまいます。
どうすれば、飲酒をしても顔がむくまずに済むのでしょうか?
<飲酒によるむくみを防ぐ食べ物・食べ方>
カリウムを摂るのが一番です。
そのため【1.カリウム不足】と同じ食材・食べ方が効果的です。
加えて、塩分の多いおつまみを食べ過ぎないことも大切です。
居酒屋などでついつい辛い食べ物をつまんでしまうことがあると思います。
少し自制して、サラダを食べるなどの工夫をしましょう。
タンパク質不足による原因
タンパク質が不足することによっても、顔がむくんでしまいます。
ダイエットをしているのに、顔だけ大きくなった気がしたら、それはむくみかもしれません。
ダイエットなどで体内のタンパク質が減りすぎると、「低タンパク血症」になってしまいます。
血液中のタンパク質が少なくなってしまうと、タンパク質の濃度を補うために、血管が水分を血管外に追い出すのです。
結果、細胞間の液体量が増えてむくんでしまいます。
<タンパク質不足によるむくみを解消する食べ物>
ダイエットのことも考え、タンパク質を多く含み、カロリーの比較的低い食べ物をピックアップします。
- 牛ヒレ肉 100gあたり 133kcal タンパク質20.5g
- 豚ヒレ肉 100gあたり 115kcal タンパク質22.8g
- 鶏ササミ 100gあたり 105kcal タンパク質23.0g
- 豆類 (水煮大豆の場合)100gあたり 140kcal タンパク質18.1g
- 白身魚 (タラの場合)100gあたり 17.6kcal タンパク質20.5g
<タンパク質不足によるむくみを解消する食べ方>
むくみがなくなっても太ってしまったら、むくんでいるように見えてしまいます。
そのため、夜遅い時間に食べることは避けましょう。
特に調理法で気をつけることはありませんが、塩をたっぷりつけて焼く・食べるときに大量のソースをかける・・・などがいけないことはお分かりでしょう。
肉や魚はスパイスで味を調え、蒸すか、少量のオリーブオイルで焼いていただくことをオススメします。
美肌だけでなく、魚や海藻などの海の幸には、健康に良いたくさんの栄養成分が含まれているので、積極的に食べてくださいね。
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まとめ
いかがでしたか?
顔のむくみを解消する食べ物なんて単純ですね。
「カリウム」
「タンパク質」
この栄養素さえ摂れば良いのです。
ただ、体内のバランスが崩れると血液・細胞の間の液のバランスも崩れ、むくみにつながります。
それを防ぐためにも、バランスの良い食生活を心がけましょう。
お酒もほどほどに!