体全身のむくみを取る方法 カラダの中からキレイになる食べ物で解消!
体のむくみがひどくて、なんとか良い解決方法がないか悩んでいる方はいらっしゃいませんか?
むくみの改善にはカリウムやビタミンB1、ビタミンB6が効果的です。
ここでは、むくみの原因と、むくみの改善に効果のある栄養素や食材についてご紹介したいと思います。
この記事の目次
むくみとは?
まず、むくみとは何でしょうか?
人の体の60%は水分でできていると言われていますが、血液やリンパ液にも多くの水分が含まれています。
その水分が血管やリンパ管の外に染み出して、手や足の皮膚の下に溜まった状態をむくみと言います。
医学的には「浮腫(ふしゅ)」と呼ばれるものです。
むくみの3大原因
塩分の取り過ぎによる、むくみの原因
塩辛いものを食べると、のどが渇いてきますよね。
これは、私たちの体に体液の濃度を調整する機能が備わっているからです。
一日に必要な塩分の摂取量を超えると、体は塩分の濃度を下げようと水分を貯めこみます。
そして、貯めこまれた水分が血管の外に染み出した結果、むくみが生じてしまうのです。
運動不足による、むくみの原因
運動不足も、むくみの原因の1つです。
ご存知の方も多いかと思いますが、血液やリンパの流れを促進するのは筋肉です。
筋肉の収縮によって、血液やリンパ液が体内を循環します。
しかし、運動不足で筋肉が衰えていると、それらの流れが滞り、むくみに繋がってしまうのです。
体温調節機能の低下による、むくみの原因
私たちは空調の整えられた部屋での生活が当たり前になっていますが、空調のおかげで体温調整機能が低下しています。
本来、人間の体には体温調整機能が備わっています。
寒い時は体温を上げるために筋肉(体)を震えさせ、暑い時は熱を逃がすために汗をかいて皮膚を濡らします。
しかし、この体温調整機能が上手く働かないと、血流が悪くなったり、水分が体内に溜まるなどして、むくみを引き起こします。
むくみ解消に効果的な食事
むくみの原因の説明が終わったところで、むくみの改善に必要な栄養素とそれが豊富に含まれる食材をご紹介したいと思います。
むくみの原因は分かったけれど、家事や仕事で忙しくて運動する時間がないという方は、まずは食事から改善していきませんか?
カリウム
カリウムは体内のナトリウムを排出させることで利尿作用を高め、むくみを解消する効果があります。
<カリウムを多く含む食材>
- 海藻類:こんぶ、わかめ、ひじき、あおさなど
- 野菜類:とうもろこし、かぼちゃ、ほうれん草、切り干し大根(乾)など
- 豆類:大豆、きな粉、小豆、エンドウ豆など
- 果物類:干しぶどう、アボカド、干し柿、プルーン(乾)など
ビタミンB1
ビタミンB1には、体内の炭水化物や糖質の分解を助け、血液の流れをスムーズにする効果があります。
<ビタミンB1を多く含む食材>
- 海藻類:あおのり(乾)、こんぶ(乾)、焼きのり、味付けのりなど
- 野菜類:グリンピース、切り干し大根(乾)、えだまめなど
- 豆類:大豆、きな粉、小豆、えんどう豆など
ビタミンB6
ビタミンB6は、タンパク質の分解を助け、コレステロール値を下げる効果があります。
また、ビタミンB1と同様に血液の流れをスムーズにしてくれるので、むくみの改善に役立ちます。
<ビタミンB6を多く含む食材>
- 海藻類:焼きのり、味付けのり、あおのり(乾)など
- 野菜類:干ししいたけ、さつまいも、じゃがいも、エリンギなど
- 豆類:きな粉、大豆、小豆など
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事を読んで、むくみの改善に役立ったと感じてもらえたら幸いです。
むくみにはカリウム、ビタミンB1、ビタミンB6が効果的です。
毎日の食事に取り入れて、一日も早くツラいむくみから解放されましょう。
海の幸には、たくさんの栄養が詰まっています。
海藻や野菜、豆類を使って魚料理を作ると、美容の面でも効果がより得られます。
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