スキューバダイビング、シュノーケリング、素潜りの違いは?
みなさんは水中に潜るレジャーと聞いて何を思い浮かべますか?
「シュノーケリング」というものもあれば、「スキューバダイビング」というものもあり、さらには「素潜り」というもの、「水中に潜る」という意味合いを持つ言葉は様々な呼び方があります。
水中に潜ることは同じことなのに、どうして呼び方が変わるのでしょうか?
この記事の目次
水中に潜るときの呼び方
ここでは、上で挙げた「シュノーケリング」「スキューバダイビング」「素潜り」を、ランク1が「素潜り」、ランク2が「シュノーケリング」、ランク3が「スキューバダイビング」とランク付けすることにします。
キーワードは「必要な機材数」です。
ランクが1から2、2から3に上がれば上がるほど、必要となる機材等の数が多くなります。
素潜りについて
ランク1の「素潜り」は、何の機材等を持たず、また装備をせずに、自分の体で潜水をすることを指します。
体を素の状態のままで潜ることという認識の仕方です。
素潜りはどのような人がしているのかというと、もちろん泳ぎ慣れている人がレジャーの1つとして水中を潜ることもありますし、伝統的な漁業の1つとして素潜りがされています。
素潜りではアワビやウニなど、比較的水深が浅いところで行われています。
水中眼鏡などを用いて潜ることも素潜りとされています。
シュノーケリングについて
ランク2の「シュノーケリング」は素潜りよりも機材や装着するものが増えます。
素潜りでは呼吸は自らが一度水面から顔を出し、空気を吸いこむことによって呼吸することになります。
シュノーケリングでは水中にいながらも「シュノーケル」という機材を用いて口呼吸することで、水面から顔を出さずに呼吸を行うことができます。
また、足には「フィン」と呼ばれる魚のヒレのような形の機材を装着することで、水中にいながらも素早くたくさんの距離を泳ぐことができるようになります。
「シュノーケル」や「フィン」を使うことで長い時間、水中を泳ぐことができます。
スキューバダイビングについて
ランク3の「スキューバダイビング」では、ランク2の「シュノーケリング」よりもさらにさらに機材が増えます。
1番の違いは酸素が入っている「酸素タンク」を背負い潜ることになるということです。
スキューバダイビングの資格を取得すると、潜ることのできる水深が決まり、難しい資格ほど深くまで潜ることができるようになります。
タンクを背負い、長い時間水中を移動、またタンクの中にどのぐらいの酸素が残っているか、方角なども見失うことのないよう「ダイビングコンピューター」なども装着することが必要になります。
スキューバダイビングになると1人のみの行動はできず、必ず何かあったときに助け合えるよう「バディ」と呼ばれる人と自身の2人で潜る必要があります。
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おわりに
今回は機材の数に着目してランク付けましたが、陸で生活をしている私たちにとって、肺呼吸ができない水中でレジャーを楽しむ時には必ず危険も隣合わせになってきます。
機材が少なくても、機材が多くても、楽しみたいときには無理はせず、自身の体調の良いとき、そして天候の良いときに楽しむ心構えも大切です。