国内おすすめダイビングスポット<伊豆半島・伊豆諸島・東海地方編>
今回は伊豆半島から伊豆諸島、東海地方にかけて、ダイビングスポットをお届けします。
中には内陸国と呼ばれる海に面していない地域で潜ることができない地域もありますので、その際はお住まいの地域の近くを探し、そこを1つのスポットとして捉えていただけたらと思います。
スキューバダイビングの基本的なこと、費用やライセンスの取り方は以下にて。
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この記事の目次
伊豆半島のダイビングスポット
まず、伊豆半島近辺は特にダイビングスポットが集まっており、全国規模で見ても特に集中しているといっても過言ではないです。
熱海
そんな伊豆半島でご紹介するのは熱海。
温泉の有名な地域で、あまりダイビングのスポットと関連付ける人は少ないかもしれませんが、以前からスポットとしてダイバーの中では親しまれています。
ボートで移動し、そこからダイブするボートダイブが主流となっています。
また、熱海は地形の形が様々あり、例えば、洞窟やクレーターのような落ち込みの部分、さらには沈没船があるのも特徴です。
海が荒れにくいこともあり、ダイビングのライセンスを取得するときに行う実習なども実施されることがよくあります。
初島
続いては、熱海の沖合から約10kmのところに浮かぶ小さな島「初島」。
ここは今から15年ほど前にダイビングセンターがオープンしました。
受け入れ先などが決まっているため、ショップを調べた上で申し込みが必要になります。
島の東西にはビーチがあるため、その日の天候(例えば風など)でポイントを変更し、選ぶことができます。
ポイントによっては海への出入りがしやすいようにスロープが設置されているなど、ダイバーにとっても優しい環境が見られます。
伊豆諸島
伊豆半島は、おおよそ30のスポットがあるとされています。
伊豆諸島には大島や小笠原父島、八丈島など有名なスポットが多くあります。
その中でご紹介したいのは、八丈島と小笠原諸島の間の海域にあるソーフ岩・銭州と呼ばれるスポットです。
このスポットに行くためには、基本的に近くの神津島から行くことになります。
ただし、定期船などは今現在ないため、一般のダイバーが行くときにはダイビングショップのツアーなどに参加をして行くことが必要になります。
大型の回遊魚がいたり、ハンマーヘッドなどの大物がいたりと、出会える魚や秘島とも言えるスポットは心も体も刺激がありそうです。
東海エリアのダイビングスポット
東海地域では数少ないスポットの中で、富士海岸があります。
駿河湾の奥に位置し、約3ヶ所で潜ることができます。
冬から春にかけてのシーズンは比較的、水の透明度も高く、様々な変わった生物を観察することができます。
また、7月頃にはナイトダイビング(その名の通り、夜に行うダイビングのこと)は制限がないため、曜日や時間を気にすることがありません。
地域近くに住んでいる人にとっては、仕事が終わってからの貴重な時間をダイビングに使うこともできます。
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おわりに
ダイビングスポットが多いのは日本の南、沖縄などの島周辺と思いがちですが、よくよく調べてみると伊豆あたりにも同じくらいのスポットがあります。
産卵のために来る魚やその地域ごとに見られる魚など、色鮮やかな熱帯魚等を見て楽しむ楽しみ方もありますが、その地域ごとに住む生物が静かに、また悠々と泳ぐ様を見る楽しさ、地形の面白さなど観点を変えれば変えるほど、幅広いダイビングを楽しむことができます。
ここをきっかけに地形や魚、何かにスポットを当ててそれを目指して目的を持ったダイビングをすることも楽しいですね。
もちろん、海の安らぎに触れるために泳ぐことで、時間を忘れて海の世界にどっぷり浸かるようなダイビングももちろん素敵です。
自分の気持ちに合ったダイビングに出会えることを願って・・・。