国内おすすめダイビングスポット<北海道・東北・佐渡・房総湘南編>
今回は、実際に日本国内でスキューバダイビングをするときに何処でできるのか、どんな所にも潜れるスポットがあるのかということを知ってもらえたらなと思います。
47都道府県、北は北海道、南は沖縄と寒暖差が特徴の日本列島で、ダイビングスポットは南の方が有名に思われがちです。
けれども、北海道など東北でも、もちろん潜ることができます。
スキューバダイビングの基本的な話、費用などについては以下でお話しています。
▶スキューバダイビング・デビュー!ライセンスの取り方と3つの費用
この記事の目次
北海道・東北地方のダイビングスポット
まずは北海道・東北エリアから見てみましょう。
北海道の東側にあるオホーツクに面した日の出岬、この岬付近も潜ることができます。
冬の時期にもダイビングが可能で、流氷が広がる海で運が良ければ、クリオネにも出会うことができるスポットです。
北海道では、この他にも室蘭や知床、その他約10ヶ所でダイビングをすることが可能です。
東北地方は震災の影響がまだ残る地点もあり、確認が必要となりますが、おおよそ11ヶ所で可能です。
- 青森県では対馬暖流の影響からタイミングが合えば、マグロやブリの大群が見ることができる津軽半島
- 秋田県では透明度平均15m前後の男鹿半島
- 岩手県では三陸海岸の魚を見ることができる大船渡
- 宮城県では三陸沿岸の南に位置する志津川
- 福島県では季節ごとに見られる魚が変化する小名浜
- 山形県では初級者にも潜り易い由良
などがあります。
上述したように、東日本大震災の影響を受けた地域が多く、海の復興も未だに進んでいない所、まだ潜ることのできない地域も中にはあります。
また、復興が進み、これまでとは違う所でダイビングスポットができるという話もあるかもしれませんので、東北で考えている方は、ぜひ市町村のホームページ等でしっかり確認を取ったり、直接連絡をして確認したりすることをオススメします。
日本海エリアのダイビングスポット
次に、日本海に移りましょう。
日本海はおおよそ11ヶ所あります。
有名な所では日本海を代表するブリやイシダイ、コブダイなども見ることができる佐渡島です。
また、佐渡島は様々な種類の海藻もあり、魚だけではなく、ゆらゆらと波に揺らめく海藻も見どころの1つです。
新潟県では7月前後に南方系の回遊魚もやってきて、ベストシーズンを迎える青い海を持つその名も青海も有名で、これらの他に9ヶ所のスポットがあります。
房総・湘南エリアのダイビングスポット
房総・湘南については、湘南のシンボル的スポットにもなっている江の島。
江の島もあまり知られていないですが、ダイビングスポットです。
ダイビングの経験値によってレベル等も選ぶことができ、ボートでのダイビングも可能です。
また、同県には根府川というスポットもあります。
ここは、関東大震災が起きた時の影響で、旧駅となるプラットホームなどが今もなお海中に残されており、それらを潜ることで見ることができます。
遺跡とも言えるそのプラットホームには、今は魚が住みつき、隠れ家とも言える場所になっています。
神奈川県には他に逗子や葉山、大磯や茅ヶ崎などでも可能です。
房総では南房総付近にスポットが集まっており、多くの自然が手つかずのままの勝浦や、運が良ければ、ジンベエザメにも会える波左間海中公園などもあります。
房総・湘南では20ヶ所がダイビング可能なスポットになっています。
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おわりに
今回は北海道・東北・佐渡・房総・湘南地域におけるダイビングスポットをお伝えしました。
季節や波の状況、その他の環境においての変動もありますが、日本にも多くの所がダイビングスポットとして潜れます。
身近にあるダイビングスポットを知ることで海への関心や興味がさらに深くなり、ダイビングをすることによって、海を楽しむことと同時に海が見てきた歴史や海の環境の変化等の学びの時間にもなることを願っています。