冷凍毛ガニのゆで方~プリプリの蟹肉をもっと旨くするシンプルなコツ
みなさんは毛ガニを買ったり、頂いたりしたときに、どのようにして食べますか?
きっと焼いたり、茹でたりしますよね。
茹でる場合、美味しくカニを味わう茹で方がありますので、その方法をご紹介します。
この記事の目次
カニの解凍方法
冷凍の場合は、12時間~24時間程度で、ゆっくり時間をかけて冷蔵庫で解凍してください。
その際は、新聞紙に包むなどして、解凍したときに出る水に気をつけること。
※ボイルしているカニは、すでに茹でているので、もう一度茹でてはいけません。
毛ガニの茹で方
用意するもの
お鍋(カニがすっぽり入る深めのお鍋なら、何でも大丈夫です)
秤(はかり)
水:2リットル
塩:70g
タイマー
ゴム手袋や軍手(有れば)
茹でるポイント
毛ガニを美味しく茹でるコツは、茹で時間をキチンと守ることです。
茹で時間は、重さによって決まりますので、まずは毛ガニを秤(はかり)に乗せて計ることをお勧めします。
目安として、毛ガニ300g~500gなら、お湯が再沸騰してから15分。
600g~700gなら18分。
800g~1kgなら20分になります。
今回は、700gの毛ガニ1杯を茹でてみます。
まず、お鍋に2リットルのお湯を沸かします。
毛ガニは、おが屑の中に入っているので、これを綺麗に水洗いします。
毛ガニは生きているので動きますよ。
手を傷つけないように洗ってください(ゴム手袋や軍手をするなど)。
お湯が沸騰したら、毛ガニの塩分濃度は3~4%なので、70gの塩を入れます。
このとき、塩が均一に回るように混ぜます。
※塩分濃度は水1リットルに対して塩30gで3%、塩40gで4%
毛ガニの背(甲羅)を下にしてお鍋に入れます。
これは、甲羅の中の空気を逃がして、味噌が流れ出しで旨みを逃さないためです。
お湯が再沸騰したら、落とし蓋をして18分待ちます。
ヤケドをしないように引き上げ、さっと水洗いします。
毛ガニは海水を含んでいるので、薄目の塩加減の方がカニそのものの味を楽しめますよ。
参考:他のカニの茹で時間
●タラバガニの場合(塩分濃度4%)
2kg:18分
3kg:20分
4kg:25分
●ズワイガニの場合(塩分濃度4%)
300g~500g:15分
600g~700g:18分
800g~1kg:20分
●花咲ガニの場合(塩分濃度4%)
300g~500g:15分
600g~700g:18分
800g~1kg:20分
カニの切り方
カニは、足をキッチンバサミで切り離し、ふんどしを切り、甲羅を外します。
※“ふんどし”とはカニの腹側の三角形の部分のこと。
『まえかけ』『はかま』とも言う。
エラは切り取り、胴を半分に切り、足の根元に切れ込みを入れておくと食べ易くなりますよ。
まとめ
活ガニの場合、茹でる以外に蒸したり、焼いたりする方法もありますね。
●毛ガニの場合(塩分濃度3~4%)
300g~500g:15分
600g~700g:18分
800g~1kg:20分
毛ガニ以外のカニでも、上記のタラバガニ、ズワイガニ、花咲ガニの項目を目安に茹でてみてください。
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