さかなクンが金スマで生い立ち告白!!結婚は?「ドリー」監修情報!
2015年12月18日、さかなクンが『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』に出演、過去の生い立ちを告白しました。
テレビへの露出は多く、魚のことは誰よりも詳しいさかなクンですが、意外とプレイベートのことは知られていない、聞いたことがないのでは・・・?
続けて2016年2月26日にも出演し、大人の休日として、その様子が放映されました。
2016年2月20日追記 スカパラ共演 氷結CM情報
2016年6月2日追記 『ファインディング・ドリー』監修情報
2016年7月29日追記 『金スマ 世界一の水族館へ行く』出演情報
この記事の目次
はじめに
さかなクンと言えば、「ギョギョギョッ!」が特徴ですよね^^
魚の知識はもちろんですが、あの帽子を含めたファッションもオンリーワン!
今回の『金スマ』では、かなり掘り下げたこれまでのエピソードを深掘りしました。
高校時代の吹奏楽部のときの話や、最近の交友関係などなど。
さかなクンのファンである、音楽グループのサカナクションの山口一郎さん、武田真治さんとサックス共演など、幅広い交流もありますが、実は音楽にも関わりがあったのですね!
さかなクン自身もオンエアを楽しみにしていたそうで、Facebookに「2時間まるギョとさかなクン」「いよいよあと3日!2015年12月18日(金)夜7時56分からTBS系列で放送されます。お楽しみでギョざいます」とオンエア前に投稿していました。
個人的には、今のさかなクンのキャラクターになった秘密が知れ、今まで知らなかった、新しい魅力について発見できて面白っかたです☆
番組の内容に沿って、さかなクンの歴史を紐解いていきますね。
さかなクンの幼少期
番組では、お母さんからの番組宛ての手紙を元にVTRが再現されていました。
二人兄弟の弟として、東京で生まれ、後に神奈川県綾瀬市に引っ越し、ミー坊やマーちゃんと呼ばれて育ちました。
小さいときは魚に興味はなく、トラックに興味を持ってトラックの絵を描いてばかりだったそうですが、「これが幼稚園の子供が描く絵!?」と思うような、すでに絵心あるイラストでした。
小学校2年のときに、タコの落書きイラストを見て「かわいい」と一目惚れして、その後の人生を大きく変えることに!
初めて見た小さなタコをじっくり観察、イラストを描いて夢中になり、お母さんが1ヶ月もタコ料理を作ってくれました。
毎日作る方も食べる方も飽きずに・・・スゴイですよね。
そして、大好きなタコを見るために水族館に行ったときに、魚の泳ぐ姿を見て、特にハコフグに惹かれ、魚一色の生活に変わっていきました。
ずっと応援し続けたお母さんの期待に応えるように、徹底的に魚を調べていった反面、学校の成績は落ち、教育熱心な父親に厳しく怒られ、とても怖い思いをしたそうです。
それでもお母さんは、好きなことを自由に、個性を伸ばすことを強く想って応援、支えてくれました。
息子を信じて、背中を押してくれる理解ある母親ですね。
それから、小学校の卒業文集に書かれていましたが、「将来、東京水産大学の先生になる」ことを夢に抱くようになります。
さかなクンの中学~高校時代
今の明るいキャラクターとは違って、中学校に入ってからも、変わらず大人しい子供だったさかなクン。
「どんな魚がいるのかな?」と“吹奏”を“水槽”と勘違いしてワクワクしながら、見に行ったことがきっかけで、吹奏楽部に入部しました。
「そこまで・・・^^;」と思うようなエピソードですよね。
中学3年のときに、カブトガニの飼育を担当することになり、お母さんが大きな水槽を買ってくれたり、海水を汲みに行くのを手伝ってくれたりと協力を経て・・・。
カブトガニが卵を産み、家でも観察しながら育て、人工では難しいと言われているにも関わらず、19匹の孵化に成功!
民間人では初めての快挙、しかも中学生による偉業ということで、新聞にも大きく取り上げられました。
決まった時間に水槽から取り出して、散歩させたことで、潮の満ち引きと勘違いしたことによって、カブトガニが産卵、人工ふ化に繋がりました。
今までの積み重ねが功を奏したのですね。
ドランクドラゴンの鈴木拓さんと中学・高校の同級生で、高校は同じクラスだったそうですが、それがきっかけで、鈴木拓さんがとても悔しがるほど、それまでとは一変して人気者になりました!
高3のとき、同じクラスの鈴木拓さんが見た驚きの行動として、至福の表情で自作のハコフグの剥製を撫でていたこと、文具周りはすべて魚という魚好きに拍車がかかった行動。
もし同じクラスメイトだったら、最初はビックリするでしょうね!
高校でも勉強がイマイチでしたが、魚の知識はメキメキと付けていき、高3で『TVチャンピオン』の「第3回全国魚通選手権」に出場、惜しくも準優勝しました。
準優勝でも相当すごいと思いますが、優勝できなかった悔しさと、お母さんの協力で、翌年リベンジを果たして優勝することができました。
そこから快進撃が続き、脅威の5連覇をしています。
一方で、残念ながら、学業に関しては力及ばず、東京水産大学を入学することは叶いませんでした。
さかなクン高校卒業~現在の活躍
高校卒業後はお寿司屋さんなど、鮮魚店や熱帯魚店でアルバイトをし、魚を描くイラストレーターとして活躍するようになりました。
今の明るいキャラクターが生まれたきっかけは、2000年に、魚の専門家として『どうぶつ奇想天外』に出演オファーが来たことだそうです。
初回のロケでは緊張した様子でしたが、元気に話せると思い、2回目にハコフグの帽子を被って登場して明るくスイッチを入れることができたことで、あの帽子がさかなクンの皮膚の一部のようなものになっていきます。
そして、夢が叶い、2006年に東京水産大学、現 東京海洋大学の先生になりました。
小学校に描いた夢が実現できて、本当に良かったですね!
大学の館山ステーションという施設で教授として働き、「サバにマグロを産ませる」プロジェクトなどオスが口の中で卵を守る魚、ジョーフィッシュの孵化にさかなクンは成功しました。
大学の准教授に就任後、2015年3月に名誉博士の称号を授与されています。
2010年に天皇皇后両陛下が大学を視察されたときに、さかなクンの研究室にも訪れ、その後、絶滅したと思われていたクニマス発見に対して、さかなクンの名前を告げて賞賛された偉業を成し遂げています。
2012年には文部科学省ユネスコ広報大使に任命もされ、ドバイ首長国の日本人学校を訪れたりと、子どもたちに夢や魚にまつわるメッセージを伝えています。
同年には、野田首相から内閣総理大臣賞も受賞されています。
コツコツとやってきたことが実を結び、その快進撃は実に素晴らしいです!
今は神奈川県館山市に住んで15年。
さかなクンの自宅には、魚を飼育している“フィッシュハウス”が併設されています。
イシガキフグ、テングダイなど80種類150匹の魚が!
年中いつも魚と一緒なんですね。
『金スマ』番組ロケ、スタジオ収録内容
母校の中学で地元 館山の魚を使った特別授業が行われましたが、生徒から年収を聞かれ、「ギョんばったらギョんばった分です、歩合制だ~」と^^
あと、ネット上で噂になった件ですが、奥さんも子供もいないそうです。
最後に、さかなクンと鈴木拓さんから、特別授業を受けた中学2年生へのメッセージとして、「好きなことを楽しんでやる」と伝えていました。
今のさかなクンを見ていると、そうなんだなと思います。
その後、さかなクンの同級生や幼なじみも合流し、当時のことを話されていました。
みんな揃って、当時は大人しかったけど、今と同じで魚好きと証言!
ずーっと一つのことをやり続ける姿は見習いたいものです。
年齢を公表していなかったので、鈴木拓さんと共演できなかったみたいです^^
鈴木拓さんも始めたという情報を入手して、トロンボーンをさかなクンがプレゼント!
急遽、中学のOB、OGで「マンボNo.5」をセッションしました。
さかなクンの魚以外の一面が見れて良かったです。
館山でのロケでは、さかなクン特製の漁師めしが振る舞われた料理が以下になります。
館山に行ったときには、ぜひ味わいたいです!
・スズキの刺し身
・ゴンズイの味噌汁
・さんが焼き(南房総の郷土料理)
・イカの肝和え
スタジオでは、500種類の魚を食べた魚博士さかなクンによるオススメの珍しい魚を使った料理をみんなで食べていました。
どれも近所の魚屋さんには手に入らないとは思いますが、美味しそうだったので、いつの日か食べてみたいものです。
・アカエイの肝
・ドチザメの刺身
・トラウツボの蒲焼き丼
2016年2月20日追記
東京スカパラダイスオーケストラと「GYO」のコラボ演奏(動画あり)
何と謎のバス・サックス奏者「GYO」として、東京スカパラダイスオーケストラと共演を果たしました!
いつもの明るいキャラクターとは打って変わって、黒のスーツ、黒のハコフグ帽子でクールなイケメンに変身していますね。
中学生の頃から音楽を続けてきたこともありますが、「さすが」の一言。
スカパラさんたちとも、違和感なく馴染んでいます。
魚以外のことも、カッコ良くこなしている姿を見て、どんどんと幅広く活躍してほしいなと思いました。
[氷結 あたらしくいこう WEB限定スペシャルムービー「さかなクン×スカパラ」]
2016年6月2日追記
『ファインディング・ドリー』海洋生物監修&マンボウ役で声優に抜てき
ディズニー/ピクサー最新作『ファインディング・ドリー』(7月16日公開)の字幕版&吹替版の海洋生物監修と、マンボウ役で声優を務めることになりました。
この映画は『第76回アカデミー賞』で長編アニメーション賞を受賞し、興行収入110億円を記録する大ヒットを記録した、あのディズニー/ピクサー映画『ファインディング・ニモ』(2003)の続編。
ピクサースタジオが外部に監修を依頼するのは異例で、さかなクンの知識の深さに驚いて、抜てきしたとのこと。
世界レベルのさかなクン、これからも快進撃は続くのでしょうね!
[さかなクン解説付き 『ファインディング・ドリー』予告編]
2016年7月29日追記
『金スマ』さかなクン世界一の水族館行く!
さかなクンの夏休みと題して、『金スマ』でさかなクンがアメリカのカリフォルニアを視察、世界一と言われる水族館『モントレーベイ水族館』へ行きました。(前回の番組では、ドバイの水族館へ行っていましたね)
元イワシの缶詰工場だそうで、何とここはニモもドリーも誕生した水族館!
『ファインディング・ドリー』に出てくる水族館のモデルにもなっています。
水族館のシンボルで、高さ9mもある、世界初の巨大昆布「ジャイアントケルプ」の展示が圧巻です!
日本の技術を使った高さ5m✕横幅17m、世界一のドーム型のイワシ一万匹のショーも見られます。
また、世界初のラッコの保護活動をしていたり、水族館の外のサンフランシスコ湾でもクジラやアシカが見られたりと、世界中の学者も視察に訪れると言うのも納得ですね。
[モントレーベイ水族館 プロモーションビデオ]モントレーベイ水族館ホームページ
その後、映画の制作会社である「ピクサー」に訪問し、「ファインディング・ドリー」の制作現場にも案内して映画の裏側を見ることができ、さかなクンのアメリカ視察は終了しました。
日本に戻ってきてからは、魚が800種もいる千葉県房総半島(館山)の海へ。
以前の番組で仲良くなった、南房総市でツイリーハウスを建設していた東大工務店の二人とダイビングをしたり、潮だまりでサバの子供やクサフグなどの珍種を見つけたり、「海のムツゴロウ」と言われていましたが、まさにピッタリの言葉したね!
最後には、ウツボのタタキ、イナダ・ワラサ・ブリの出世魚丼、貝をたっぷり使った漁師料理・うしお汁をさかなクンがみんなに振る舞っていましたが、どれも美味しいのが伝わってきました☆
最後に
2006年に新聞で「いじめられている君へ」と実体験を交えたメッセージを掲載した内容が、多くの共感を呼び、現在は中学校の道徳の教科書にも使われています。
「いじめられている君へ 広い海へ出てみよう」
これからの夢は、魚の魅力を絵を描いて、論文を書いて発表して、伝えていくことだそうです。
さかなクンのキャラクター、情熱、想いを見ていれば、きっと実現できると思います。
お母さんの支えがあったこと、やりたいことを楽しく続けたことが今の結果に結びついたと思いますが、これからもご活躍に期待しています!
さかなクン公式ホームページでは、レシピ本やゲームアプリの紹介がありますよ!
http://www.sakanakun.com/