1. TOP
  2. 海・スキューバダイビング
  3. 赤ちゃんの海水浴デビューはいつから?持ち物や注意点と大変なこと
Sponsored Link

赤ちゃんの海水浴デビューはいつから?持ち物や注意点と大変なこと

 2016/07/24 海・スキューバダイビング この記事は約 8 分で読めます。
赤ちゃんの海水浴デビューはいつから?その注意点や大変なこと

夏の遊びの一つと言えば、海に泳ぎに行くことですが、赤ちゃんがいるご家庭なら、いつ一緒に海へ行けるか思ったことがある人も多いのではないでしょうか?
2ヶ月目、3ヶ月目くらい?それとも7ヶ月目くらい?
大人にとって楽しい場所ですが、赤ちゃんにとってはどうでしょうか?
もちろん、海水浴をするメリットはあります!
ただし、何も準備することなしで行くと、危険もたくさん!
そこで、今回は赤ちゃんの海デビューをするにあたって、持ち物を含む事前準備や当日気を付けなければならない注意点、そもそも、いつから一緒に連れて行って良いのかなどをお話します。

この記事の目次

海デビューは何ヶ月から?一般的には首が座ってから。でも・・・

海デビューは何ヶ月から?一般的には首が座ってから。でも・・・

一般に赤ちゃんの海デビューは、首が座りだす6ヶ月~9ヶ月くらいが良いと言われています。
しかし、首が座ったからと言って、すべての赤ちゃんに海デビューさせて良いかというとちょっと問題が・・・。

大切なのは、自宅から海までの距離。
例えば、自宅が海のそばで、移動時間が30分以内というのでしたら、首が座ったらすぐに海デビューしてもいいでしょう。

でも、例えば移動時間が一時間以上だった場合はどうでしょうか?
赤ちゃんにとって、長時間の移動というのはとても大きな負担になるもの。
移動手段が乗用車でも公共機関でも同じことです。
『一般的な海デビュー』だけで考えてはいけません。
自宅から海までの距離や交通手段を考えて決める必要があるでしょう。

赤ちゃんにとっての海水浴のメリット

赤ちゃんにとっての海水浴のメリット

赤ちゃんは好奇心のかたまり!
見るもの、触るもの全てが新しいものばかりです。
そんな赤ちゃんにとって、海は新鮮な驚きでいっぱいの場所。

お風呂場とは違う、冷たくて、大きく、そして動く水。
泡立つ波。
足の下の砂は乾いているところではざらざらするし、波打ち際では水に合わせて動いて行く。
新しい体験は脳を刺激します。
今まで見た事も無い世界があるという経験がどれほどまで新鮮と驚きに満ちているか!?
わたしたち大人には想像もつかないほどでしょう!

好奇心を刺激されたり、新しい経験をさせたりすることは脳を刺激し、その発育を促します。
そういう意味で、赤ちゃんにとっての海水浴はメリットがいっぱいです。
できれば口に入れたりしないように気を付けながら、貝などを拾って触らせるのも良いでしょう。

海デビュー前に準備しておくこと

海デビュー前に準備しておくこと

水慣れの必要性

まず、水に慣らせるということが大切です。 
多くの赤ちゃんは、お風呂以外では水(お湯)につかるという経験はないかと思います。
お風呂の温かなお湯とは違う、冷たい温度の水につかるという経験をさせておきましょう。

一番良いのは、家庭用のビニールプールです。
暑い日にプールに入れて水に慣らしておくのが最適でしょう。

しかし、住宅事情でビニールプールを用意できないという人もいるのではないでしょうか?
その場合は、水を張ったお風呂で遊ばせるのも1つの手です。
けれども、お風呂という場所の水の温度がその時々で変わってしまうのでは赤ちゃんが混乱してしまいかねません。
近所に水遊びのできる公園などがあるようでしたら、そういうところを利用する方が良いでしょう。
そのとき、お母さんは手を離さずに赤ちゃんの体を水につけるようにしてください。

水遊びに適する気温と水温

また、事前に水の温度を確認することも大切です。
普通の池なら良いのですが、噴水など水が循環しているところは水の温度が冷たくなりがち。
これは、海でも言えることですが。

  • 気温と水温の合計が50℃以上
  • さらに水温だけならば24℃以上

この二つの条件を満たしていない場合は赤ちゃんの水遊びは避けてください。
まだ体力のない赤ちゃんに、それ以下の温度は過酷です。

水に慣れさせるためのサイクル

水遊びは連続5分までにしておきます。
それ以上ですと、赤ちゃんの体が冷えすぎて体の負担に。
水から出たらタオルで体をくるんで温めてあげます。
体が温まったらまた、水遊び。
これを繰り返しますが、一回での水遊び時間は合計20分までが良いでしょう。
つまり、4回ですね。
それ以上ですと、赤ちゃんの体に負担がかかります。
赤ちゃんは、私たち大人よりはるかに体力のない存在だということを忘れないでください。

海デビュー当日の注意点

まずは体調管理から

海デビュー当日の注意点 体調管理

いよいよ海デビュー。
その日に一番気にしたいのは体調管理です。
まずは顔色やうんち・おしっこの状態をチェック。
いつも通りでしたら、次は体温を測りましょう。
少しでも平熱より高かったら海デビューは延期。
「せっかく用意したから、楽しみにしていたのに・・・」とがっかりするかもしれませんが、赤ちゃんの健康第一なのは当然ですよね。

切り傷などをチェック

気付かないうちに、どこかにぶつけたりひっかけたり・・・、赤ちゃんは意外とすり傷や切り傷などを作りやすいもの。
また、自分で引っかき傷などを作る場合も。
海は素敵な場所ですが、雑菌でいっぱいでもあります。
そういった傷から感染症にかかる可能性もあります。
小さく浅い傷でしたら、防水タイプの絆創膏などでカバーを。
しかし、大きかったり、いささか深い傷でしたら延期するほうが良いでしょう。

紫外線対策を忘れずに

海デビュー当日の注意点 紫外線対策

紫外線対策は、お母さん以上に赤ちゃんにとって重要です。
特に水分で湿った肌は紫外線を通しやすいもの。
海水に入る前から汗をかいているのですから、とても紫外線の影響を受けやすい体になっています。

まず、乾いたタオルで汗を拭きとり、赤ちゃん用の低刺激の日焼け止めを塗りましょう。
塗るのは、テントやパラソル、海の家などの日陰で。
また、日焼け止めは汗で落ちてしまうなどするので(日焼け止めの効力自体が、そう長く続くものでもありませんので)、二時間ごとに塗りなおす事が大切です。

歩ける月齢の赤ちゃんなら・・・

連れていく月齢によっては、すでに歩けるようになっている場合もあるかと思います。
その場合は必ずサンダルを履いてください。
ビーチの砂は熱くなっています。

そして、それ以上にガラスの破片や貝殻など、肌を傷つける危険性のものがたくさん!
同時に、手に取ったものを口に入れないようにも気を付ける必要があります。
家族の思い出になる海デビュー。
しかし、その日はいつも以上に片時も目を離せないというほどの覚悟が必要です。

海に入るタイミング

海に入るタイミング

いよいよ初めて海水に触るとき・・・。
でも、その時も赤ちゃんには良いタイミングとそうでないタイミングがあります。

入ってはいけないタイミング

食後30分は避けましょう。
赤ちゃんの胃腸はまだとても未発達。
食べてすぐに海水浴では胃腸へ負担が心配です。
食べた物や条件によっては、吐いてしまう心配も・・・。
周りの人にも迷惑がかかりますし、吐くという事はそれだけでも大変体力を奪われてしまうものです。

熱中症と紫外線にはくれぐれも注意を

夏場の紫外線は、10時~15時が最も強いと言われています。
その時間帯は避けたいものです。
すでに述べたように、濡れた肌は紫外線を通しやすいもの。
いくら日焼け止めを塗っても、紫外線の影響を受けてしまいかねません。
かといって、朝晩の水温の低い時間帯もお勧めできません。
水温や、その年の夏の暑さをよく考えてから海水浴をする時間帯を決めましょう。

また、熱中症対策はくれぐれも万全に。
こまめに水分を取らせ、日陰を作ります。
そして、少し遊んだらお昼寝させるのも体力回復になりますよ。

赤ちゃんの熱中症で怖いのは、本人に体調が悪い自覚ができないこと。
そのため、さっきまで元気だったのに突然ぐったりしてしまうケースがあります。
そうなる前に、早め早めの対策が大切です。

海デビューに必要な持ち物

海デビューに必要な持ち物

体調管理に必要なもの

  • 母子手帳と健康保険証
  • ストロー付きマグや哺乳瓶と飲み物(薄めの麦茶やベビー用スポーツドリンクなど)
  • 絆創膏・消毒液

紫外線対策に必要なもの

  • ベビー用日焼け止めオイル
  • UVカット機能付きのパーカー 
    (前あきタイプで、パーカーが付いているものが便利です。他に帽子をかぶせるとしても、パーカー部分が首をガードしてくれます)
  • 帽子・サンダル(ビーチ用または濡れても大丈夫な素材のもの。かかとを包むデザインのものだと脱ぎにくくて良いでしょう)
  • パラソルかテント
  • レジャーシート

また、赤ちゃんが歩けるようなら、お母さんが日傘をさしてあげるとさらに紫外線防止となります。

海遊びに必要なもの

  • 水遊び用オムツ(紙タイプの他、洗えば何度も使えるものもあります。使いやすさによって選び分けましょう)
  • お砂場セット
  • タオル・着替え(多めに!)

その他にもお気に入りのおもちゃで、水に濡れても大丈夫なものがあれば持っていくと良いでしょう。
ただし、ビーチボールなどは追いかけているうちに紫外線に当たりすぎる可能性があるので注意が必要です。
また、かなり動ける月齢の赤ちゃんでしたら、念のために腕などにつける浮き輪を付けておくと万が一の事故を防ぐことができます。

いつものお出かけに必要なもの

  • おやつ、お弁当、ミルク用品
  • 水分(赤ちゃん用の麦茶・スポーツドリンク・白湯)
  • 行き帰りの車の中でのおもちゃ
  • オムツ、おしりふきなど

特に忘れがちなのがパラソルやテント。
しかし、海の家を当てにしてはいけません。
海の家は赤ちゃんが来ることを想定していません。
赤ちゃん連れにはあまり居心地の良い場所とは言えないでしょう。

また、雑多な人が常に入れ替わる海の家は、赤ちゃんにとっても居心地の良い場所とは言えないのです。
シャワーを借りるくらいにとどめておきましょう。
海は人気の少ない入り江で、なおかつ遊泳禁止ではないような場所がゆっくりできます。
できるのでしたら、そういう場所を選ぶようにしましょう。

まとめ

赤ちゃんに海水浴デビューをさせるにあたっては、

  • 事前に水に慣れておくこと
  • 持ち物は普段のお出かけに加えて、しっかりと日差し対策をすること
  • 当日は普段以上に体調管理やチェックを怠らないこと
  • 赤ちゃんにとって、負担のない範囲で海デビューをすること

など、しっかり注意点を守れば、赤ちゃんにとっても楽しい体験ができます。
もしかしたら、少し大変だなと思ったかもしれませんが、大丈夫です。
焦らず一つ一つ準備していけば、当日はきっと楽しい一日を過ごすことができますよ!
ぜひ今年の夏のうちに、海デビューをしてみてくださいね☆

\ SNSでシェアしよう! /

注目記事を受け取ろう

赤ちゃんの海水浴デビューはいつから?その注意点や大変なこと

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!
Sponsored Link

他のオススメ記事

  • 絶品の鮎料理!鮎を美味しく食べるには?

  • 2018年の鮎釣り解禁!初心者が楽しむためのアユ釣り入門

  • 【夏休みの自由研究2018年版】海水から塩を作る方法とまとめ方

  • 海外おすすめダイビングスポット!ダイバーが選んだ名所ベスト3

関連記事

  • 国内シュノーケリングおすすめスポット3選 ニモやサンゴを楽しもう♪

  • 沖縄でシュノーケリングができるスポット!経験者のオススメ16選

  • 【動画あり】沖縄でオススメのダイビングスポットBEST3迷ったらココ!

  • 日帰りで潜れる関東近郊のおすすめシュノーケリングスポット9選

  • スキューバダイビング、シュノーケリング、素潜りの違いは?

  • 国内おすすめダイビングスポット<紀伊・四国山陽・九州・沖縄編>