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【夏休みの自由研究2018年版】海水から塩を作る方法とまとめ方

 2017/06/13 雑学 この記事は約 6 分で読めます。
【夏休みの自由研究2017年版】海水から塩を作る方法とまとめ方

子供たちにとっては、待ちに待った夏休み!
毎日が楽しく遊べるのは子供の特権ですが、やっぱり宿題は大変。
その中でも、自由研究の課題に悩んでいる人も多いのでは?
あなたが小学生や中学生のお子様のいる親御さんであれば、もしかしたら、何をしたら良いのかを一緒に考えているかもしれませんね。

自由研究は様々なテーマがありますが、中でも材料も少なくて一日で簡単にできる、海水から塩を取り出す実験に取り組んでみてはいかかでしょうか?
理科の自由研究の中でも比較的、簡単にでき、他のクラスメイトとも差別化できる内容になっています。
その方法やまとめ方、考察例を書いていますので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事の目次

1日で終わる理科の自由研究!海の水から塩を取り出す方法

海の水から塩を取り出す方法

海水の中には、約3.1%~3.8%程度の塩が入っています。
それを蒸発させることによって、結晶化させることができるようになります。

結晶化の方法としては2種類あり、一つは汲んできた海水を加熱して中の水分を蒸発させる方法。
もう一つは放置する方法です。

結晶化の例として、以下に画像(ハーライト)を載せておきます。
どうですか?とても綺麗な形ですよね^^

画像引用元:Yahoo!オークション

<方法1:蒸発させる>

水の中に溶ける塩の量というのは、水温が高くなることによって、少し上昇しますが、砂糖を溶かすとき程は大きく変化するわけではありません。
そのため、まずは加熱をしてできるだけ塩分濃度を高くすることを行ってください。

そのまま蒸発させていけば、次第に塩を取り出すことができますが、加熱方法によってはそれ程、大きな塩の結晶にはならないです。
ある程度蒸発させて濃度を高くしたら、後は放置すると良いでしょう。

<方法2:放置させる>

シャーレや他の容器の中に入れて放置しておきます。

自然に蒸発していって塩分濃度が高くなるのを待つ方法で、この場合は加熱したときと比べると、はるかに長い時間がかかります。
その海水の量によっても違いますが、数日では終わらない場合もあるため、時間が限られている場合は水の量には注意してください。

上手に海水を蒸発させることができると、塩水の中に塩の結晶が出てきます。
後はその結晶を見ながら、まとめと考察をしていけば良いですね。

塩作りの参考動画

こちらの動画もとても参考になるので、併せて見るといいですよ。

【夏休み自由研究】塩作り 海水から塩を作る実験

塩作りのまとめ方と考察例

理科の自由研究を行う場合、

  • 導入
  • 方法
  • まとめ
  • 考察

と一般的に進めていくことになります。
まとめと考察の内容によって、かなり出来栄えが左右されることも少なくありません。

また、海水の研究自体は手軽に行うことができるため、小学生でも中学生でもできる内容となってしまいます。

ただし、注意したいのはその年齢、学年によっても、まとめることができる内容、求められる内容が違ってくるということ。

小学生高学年のレポートまとめ方の例

塩作りのまとめ方と考察例

小学校の高学年の場合、まとめ方の例としては、「どのくらいの塩が出てきたか」ということに焦点を当てて行うと分かりやすくなります。

用意した海水の量と出てきた塩の量から、どれくらいの塩が含まれていたか、その塩分濃度を計算することができます。
そこから塩に関する考察へと進みます。

小学生高学年の考察としては、塩分濃度から出てきた塩の形を観察、スケッチをして、そこから感じたことを書くと良いでしょう。
できれば細かいところまで描くこと、さらにそこに実際の写真を載せるのも良いですね。

  • 実際に採取してきた物と、世間一般で言われている濃度はどれくらい違っていたか?
  • さらに結晶の形を見てどう思ったか?

このあたりを書いてみてください。
実験の最初にどのような形になるかと言うことも書いていた場合は、それとの相違点を書いても良いでしょう。

また、実際に触ってみてどのように思ったか、さらに自分の身の回りにある食塩との違いについて言うこともできます。

そして、最終的なまとめとしては、研究の感想を書いて終了です!

中学生のレポートまとめ方の例

塩作りのまとめ方と考察例

上記の内容だと、中学生の場合はどうしても内容が不十分な印象を与えかねません。
中学生の場合の考察は、しっかりと観察することはもちろんですが、もう少し内容を細かく突き詰めていく必要があります。

塩を取り出すことによって、どのくらいの塩が含まれていたか、さらに本来の濃度とどのくらい違っていたかだけでなく、どうしてその差が生まれたかというところに着目します。

実際に海の水と言うのは、一定の濃度ではなく、その場所によって、さらに塩の流れによっても違ってきます。

では、「どうしてその差がでてきたのか?」、そこに着目しても良いでしょう。

  • 川に近い所かどうか
  • 海底までの深さはどうか

これらに目を向けることによって考察を進めることもできます。

他には、採取してきた水と自分で作った食塩水と、どの様な塩の結晶の形の違いがあるかを見てください。

自分で作った食塩水の場合、純粋に水と食塩だけでできていますが、海の中には塩だけでなく様々な物が溶けています。
そのため、実際に塩を取り出そうとした場合、出てきた物の形が違っている可能性があります。
そうなったのはどうしてなのか、どの様な可能性があるのかということを考察として書いてみるのも良いでしょう。

研究を進めるなら、そこからどうすれば食塩水も海と同じ様な感じに塩を取り出すことができるようになるかという内容に発展させることもできます。
研究自体は確かに考察によって、結果を出して導く必要がありますが、今後の研究としてこのようにつなげていけるという内容にすることも十分可能ですよ。

理科の自由研究のポイントとは?

理科の自由研究のポイントとは?

夏休みの自由研究は様々な内容に取り組むことができます。
海や山など、自然の物を利用する場合、色々な可能性を試すこともできます。

中に何が含まれているかを明らかにするために析出させることは、その一つの手法で、そこから研究をまとめていくことも十分可能です。

ポイントとしては、

  • まず導入部分で興味のあること
  • 研究のきっかけ

を書いてみましょう。
さらに、どのような形に析出するか予想することもできます。
後は研究の方法を書き、その後、結果をまとめてください。

複数の海に行って水を汲んできた場合は、それぞれの場所でどのような違いがあったか書いたり、塩分濃度の違いをグラフ化してまとめることもできます。

それらに加えて、小学生の場合は、研究の感想を考察の所に書き、何が分かったかを書き加えましょう。

中学生の場合は、研究の結果からどのようなことが考えられるか、何が見えてきたかを書くと面白い内容のなりますよ。

最後に

【夏休みの自由研究2017年版】海水から塩を作る方法とまとめ方

意外と海水から塩を取り出すことは簡単と思いませんでしたか?
自由研究の中でも手軽にできて、友だちとも差別化できる内容です。
しっかりと考察して、まとめていけば、周りから一目置かれることもできるでしょう!
子供のいるお父さんやお母さんの場合であれば、ちゃちゃっと仕上げて、夏休みを満喫できるように手伝ってあげてくださいね。

まずは海に行って、海水を取ってくる必要があると思います。
どの海に行けばいいのか、ぜひ以下の記事を参考に読んでみてくださいね。
こちらで紹介している海はキレイなところなので、きっと良い塩が作れると思いますよ^^

関西のきれいな海や景色のあるオススメ海水浴場
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